進化するストーカーツール、自分は大丈夫と安心しないでください。

携帯 GPS 盗撮 盗聴

昨今進化を遂げるストーカーツール、自分は大丈夫と安心していませんか?

 

進化を遂げるストーカーツールと共にストーカーの手口は年々巧妙化しており、一見しただけではストーカーツールと解らない道具も多々有ります。

 

過去に恋愛関係のもつれが有った方で、自分は大丈夫と安心されている方も実はストーカーされているかもしれませんので今回の記事を参考にしもう一度怪しい兆候が無いか再確認されることをお勧めします。

 

昨今のストーカーツールを使用してのストーカー行為は非常に巧妙化されており、中にはボールペン型のカメラや録音機、モバイルバッテリー型のビデオカメラなんてものも有り例え自分が撮影されている場合でも余程接近して確認しない限りは確実に気が付けないと断言できるほどです。

 

なので被害者の方は不自然な画像や動画が送られてきたりする事やストーカー加害者から「今日何処そこに行ったでしょう?」と言われることで初めて自分がストーカーされていると気が付く場合が殆どになります。

 

また上述したツール以外にもストーカーツールは数多く存在しており、中でも最近話題となっているのが携帯を不正にハッキングし対象の情報を共有ができるようになってしまうアプリの存在です。

 

このアプリは「ケルベロス」というアプリなのですが、本来の目的では盗難、又は紛失時等の防犯目的で開発されたGPSアプリなのですが、このケルベロスを悪用する事でケルベロスをインストールしたユーザーの位置情報等を常時盗み見れるようになってしまうのです。

 

ケルベロスにはGPS機能だけではなく、録音機能をONにする事で通話や会話を盗聴する事やカメラ機能で録画もできる上にスマホの様々な機能を無断使用できるようになってしまうのです。

 

このケルベロスをインストールする際には原則として本人の同意を得なければいけないのですが同意を得ずにインストールする事も事実上は可能となっています。

 

しかし同意を得ないでこのケルベロスを使用し対象者に対して何らかの工作を行った場合には不正指令電磁的記録供用で逮捕される可能性も有り、仕掛ける側にもかなりのリスクが存在する事も確かです。

 

以下 不正指令電磁的記録供用に関する法律概要文

正当な理由がないのに、人の電子計算機(コンピュータ)における実行の用に供する目的で、刑法168条の2第1項各号に掲げる電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した場合、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処される(168条の2第1項)。同項各号に掲げられた電磁的記録とは、

  1. 人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録
  2. 前号に掲げるもののほか、同号の不正な指令を記述した電磁的記録その他の記録

の2種類である。典型的には、コンピュータウイルス等のマルウェアが想定されているため、「ウイルス作成罪」ともよばれる[2]

正当な理由がないのに、1項1号に掲げる電磁的記録を人の電子計算機における実行の用に供した場合も同様とされる(168条の2第2項)。

                     wikipedia引用

 

またケルベロスはアプリだから直ぐに見つかるのではと思っている方も居ると思いますが、このケルベロスは設定によりホーム画面に表示がされなくなるので見つかりにくいという特徴が有り、発見がしにくいツールとなっている事も悪用される原因の一つとなります。

 

ただこのGPSアプリや録画・録音アプリをインストールすると電池の減りが極端に早くなるので、ある程度の目星をつける事は可能であり、限定的な状況にはなりますが恋愛関係のトラブルが有った後や他人にスマホを触られた以後携帯の電池の減りが早くなったような時にはこのアプリや他のストーカーツールの存在を疑う事も視野に入れる事をお勧めします。

 

今回紹介したアプリや機器等はストーカー行為や浮気調査を助長する物では有りませんので、今回紹介した機器やアプリ等の悪用は絶対に止めてください。

 

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