「別れたい」を別れさせ屋に頼むか、弁護士に頼むかその違い。

皆さんは今付き合っているパートナーと「別れたい」と思った時に別れさせ屋に頼みますか?それとも弁護士に相談しますか?

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私がこの業界に入ってから見てきた感じだと

 

カップル同士が「別れたい」と思った時には別れさせ屋

 

離婚等の相談はやはり弁護士となっているようです。

 

理由は大体分かると思いますが、パートナー同士が分かれる際に発生する責任の問題なんですね。

 

カップル同士が別れる際に発生する責任って殆ど無いですよね?

 

住んでいる家が賃貸であれば、まあその分は折半にしようねとか生活費をお互い入れているのであればその分どうするか?この辺りだと思います。

 

反対に離婚の相談となると大分話が変わってきますよね。

 

夫婦が住んでいる家が持ち家だった場合は財産分与の対象になるので、法的なやりとり。

 

過失がどちらかにある場合の慰謝料や子供がいる場合の養育費や学費等etc・・・。

 

法的な措置を取らなければいけない場合が多くなるのでやはり離婚に関しては弁護士に相談することが多いようです。

 

別れさせ屋に頼むか弁護士に相談するか?そのメリットとデメリット

 

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別れさせ屋に頼むメリット

 

  1. 「別れさせの決着が早く着く事が多い」
  2. 「費用を弁護士より安く抑えられる場合が有る」
  3. 「工作で離婚原因を作る事ができる」

 

別れさせ屋に頼むデメリット

 

  1. 「悪質な業者である事がある」
  2. 「法的な措置を取る際に弁護士の方が強い」
  3. 「頼み辛い」

 

ざっと挙げてみましたが別れさせ屋に依頼するメリット、デメリットは大体こんな感じ。

 

先ず第一に「別れさせの決着が早く着く事が多い」これはケースバイケースですが、別れさせ屋に「別れ」を依頼する場合には工作で相手方に離婚の原因を作り出すことができます。

 

離婚を自分に有利な方向で進める事ができるし、その分スムーズに話し合いが進みますので早く決着がつく場合が多いです。

 

費用についても総合的に見た時に弁護士に相談するよりも安くなる場合があります。

 

ただし残念ながら現状では「別れさせ屋」には悪質な業者が多数おりますので悪質な業者に依頼をしてしまうと着手金だけ支払って実働してくれない事や、わざと依頼を長引かせて追加料金を多く取るといった事があります。

 

最後に一般的なイメージでの話で過去に別れさせ屋が関連した殺人事件が起こっている事や、上記にあるような悪質な業者が未だに存在している為に企業全体のイメージとしてあまり良い物を持っていない方が多いのが現状です、そういったイメージの為に頼みづらい面が有ります。

 

自分自身も悪質な業者に騙されたという話は依頼者さんからも良く聞きます。

 

ここからは弁護士に頼むメリットを書いていきましょう。

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弁護士に相談するメリット

 

  1. 法に基づいた離婚方法をしっかり提案してくれる
  2. 弁護士資格を持っている方に依頼ができる
  3. 法的書類(合意書、念書等)の作成や離婚交渉、各種手続きを代行してくれる

 

弁護士に相談するデメリット

 

  1. 別れさせ工作をすることはできない
  2. 逆に話し合いがこじれる場合が有る
  3. コストが掛かる

 

第一にメリットとして、やはり弁護士という職業になる為に司法試験を受け、受かった

方々が弁護士として活動していらっしゃいます。

 

法律の為に勉強して第一線で働いている方々なのでやはり離婚に関する法律的な問題に関しての相談であれば、弁護士に相談したほうが強いです

 

別れさせ屋にも会社毎にお抱えの弁護士さんがいる場合もあります。

 

別れさせ屋には悪徳業者が居るという話を上記していますが、弁護士に交渉等を依頼する場合には弁護士を騙る業者に当たらない限りは大丈夫であると言えます。

 

また離婚における公正証書、手続き、交渉を代行してもらう事ができるので依頼者は一々頭を悩ませずに済みます、ですが当然その分の費用は掛かってきます。

 

弁護士に離婚を相談するにあたって離婚交渉はできますが工作等はできません、なのでどうしてもある程度の交渉期間が掛かります。

 

また弁護士に交渉の依頼をした場合に当事者間の対話ではなくなってしまいますので話が拗れるケースに発展する場合もあるようです。

 

総合的なコストについても別れさせ屋より弁護士に依頼する場合の方がケースに依りますが高くなる場合が多いようです

 

最終的にどちらに依頼するかは自分が今置かれている状況によって使い分けるのがいいですね。

 

また依頼をされる場合にはしっかりと事前にその業者の評判等を調べましょう、離婚という問題が目の前にあるのにまた問題を増やしてしまっては元も子も無いですからね。