復縁屋の大先輩に教わった話~人助け編~
別れさせ屋、復縁屋ってどんな商売だと思いますか?
今回は復縁屋の大先輩から教わった話「人助け編」になります。
皆さんは別れさせ屋、復縁屋って何をする職業だと思いますか?
まあ読んで字の如くなんですけども、内容の話ですね。
根本的に私たちがやっている事って人助けなんです。
そりゃ会社を維持していく為に料金も頂きます、商売だろって言われてもそことここの話は別って事にしてください。
大先輩が常日頃から言っている言葉が有ります。
俺たちは人の人生を左右する事をやってるんだぞ
この言葉って自分達が働くモチベーションにもなり、責任にもなるんですよね。
人と人を復縁させたり、別れさせたりするとその人の今後の人生って変わってしまいますよね?
依頼者さんのその運命の決断の為に自分達は力を貸しているんだと。
当然この「人の人生を左右すること」の中にはターゲットも入っています。
だから責任を持ってやり遂げなければいけないんです。
依頼金がいくらかなんて関係が無いんですよね、その依頼金はその人にとっての想いの値段なんですから。
先輩にこの話を聞いてからこの仕事の責任について考えを改めました。
この話を聞く以前ってとりあえず、復縁させなきゃ!別れさせなきゃ!その為の方法ってターゲット度外視だったんですよね。
依頼者本人の為に動く事を本位で考えていたので、どうしてもターゲットの未来については何も考えていないので、別れさせ方があまり綺麗でないものもありました。
でも今は別れさせたターゲットの人生についても責任があると考えているのでなるだけ良い別れさせ方を提案しています。
でもターゲットがクズだった場合は別ですよ?
そういう場合は相手の先の事を考えてこんなことは二度としないって思わせなければいけません。
更生してあげればターゲットも良い人生を送れるようになりますよね?
特に子供がいる家庭の場合は自分たちのやり方次第でその子供の一生をも左右してしまいます。
相談の段階で判ればその時点で相談者さんに対してもその決断が本当に正しいのかを相談者さんと一緒に考える事もします。
だって考えてください、もしもその子供が自分だったら嫌じゃありませんか?
自分が子供の頃そういう経験をしてきたからそう思う事なのかもしれませんが、私だったら嫌です。
でも家庭内でギスギスしているのはもっと嫌ですよね。
できるだけ幸せになってほしいんですよね。
偽善って言われるとまあ偽善なんですけども、結果は良い方がいいですよね。
一回でも自分と関わった人に不幸になってほしくないって気持ちも先輩から教わりました。
先輩から心構えを聞くたびに本当にこの人は考え方が分からなさ過ぎて宇宙人だなと思うんですけど、かっこいい宇宙人ですよね。
皆さんも自分が何をしたかでその人に関わる影響について是非一度考えてみてください。
掘り下げて考えていくと色々な可能性が見えてきて考え方が大分変りますよ。