緊急事態宣言とコロナDV

 

また緊急事態宣言が発令となりましたね。

 

都内のコロナ新規感染者は遂に2000人を超えてしまいました。

 

一時はコロナ収束と言われていましたが、新規感染者数は増える一方になってしまっている事非常に残念でなりません。

 

ところで皆さんはコロナDVという言葉をご存じでしょうか?前回緊急事態宣言時にも警鐘を鳴らさせて頂いたんですが、知らない方に向けてもう一度コロナDVに関しての説明をさせて頂きます。

 

コロナDVとはコロナに影響された昨今の社会情勢の悪化やそれに伴う生活水準の低下が引き金となりパートナーからDVを受ける事を指します。

 

こういった事態はコロナウイルスにおける緊急事態宣言以外の事例でも発生しており、過去には阪神・淡路大震災や、東日本大震災時にも外出自粛や経済の悪化に伴うストレスからDV被害者が増加するという事態が起きています。

 

また、こういった緊急事態時には感染拡大防止の為に相談センターが面談を中止してしまう場合も有る為に迅速な対応が取れずDVが悪化というケースも少なくは有りません。

 

しかし近年では事態の悪化を重く見た、内閣府厚生労働省が緊急相談窓口等を設置していますが迅速な解決に至ってはいないのが現状です。

 

このDV被害、放置を続けてしまうとDV行為のエスカレート家庭の崩壊に繋がってしまう恐れも有りますし何よりDV被害者を一刻も早く助けなければ肉体的、精神的にも深く傷ついてしまいますので早急に対処をしなくてはいけない状況でも有ります。

 

DV被害では多くの場合被害者は女性で有り、女性に対するDVや暴力は女性の人権を著しく侵害する重大な問題です。

 

DV(ドメスティック・バイオレンス)は直訳すると家庭内の暴力となりますが、暴力と名が付いているので殴る、蹴るといった物を連想しがちですが、DVは以下の様な行為の総称となります。

 

  • 身体的暴力 引きずりまわす、突き飛ばす、首を絞める、腕を捻る、ものを投げつける 等
  • 精神的暴力 大声でどなる、何を言っても無視する、人前でばかにする、大切なものを壊す、おどす、ののしる 等
  • 経済的暴力 生活費を渡さない、仕事をやめさせる、お金を取り上げたり、貯金を勝手に下ろす 等
  • 社会的暴力 交友関係や電話・手紙・メールを細かくチェックする、外出させない、実家との付き合いを制限する 等
  • 性的暴力 無理やりポルノなどを見せる、避妊に協力しない、性的な行為を強要する 等

 

上記したものは全てDVに該当しますので、自分がパートナーから受けている行為に上記該当する物が有りましたら一度DVに関する無料相談をお受けする事をお勧めします。

 

またDV被害者の方の特徴として、パートナーが怖くて言い出せない事やパートナーが行っている事が正しい、悪いのは私等、DV加害者がDV被害者に対して暴力によるトラウマ自分のやっている事を説得して信じさせる所謂マインドコントロールを行う事が有ります。

 

こういった場合に加害者が被害者に対して上手く二面性を使い分けている場合が有り、DVを行った後いつも以上に優しくしたり、表面上は深く反省した素振りをし被害者を騙し関係の維持を図りつつ継続的にDV行為を行いパートナーを隷属化させる等、手口は様々です。

 

こういったDV被害で非常に重要になってくるのは誰に相談をするか?なのです。

 

近年は国のコロナDV対策も有り、保護機関や弁護士や警察も相談をする事で動いてはくれますがDVに関する問題は被害者に実害が有る事を証明をする為の調査が遅い事や証拠が無い場合などの初動の遅さがどうしても目立ってしまいます。

 

初動が遅いという事が被害者に取ってどれだけリスクとなるかは火を見るよりも明らかです。

 

またそういった機関に相談をする時にDV被害者相談をした事を加害者にバレないようにする為、相談をする上で注意をしなければならない事が何点か有ります。

 

  • 問い合わせの電話をする際に、折り返しの電話がくる事や発信履歴を見られる事を考え、自分の携帯や家の電話からかけない。
  • PCや携帯でDV関連で検索した情報の履歴を消しておく。
  • 相談に出かける前の態度、出かける時の交通手段、服装、部屋の様子をいつもと同じようにしておく。
  • パンフレットなどを持ち帰らない。もしくは誰かに預かってもらう。
  • 身体的DVの場合は、DVの証拠や健康保険証などの大事なものを持って行く。

 

DV相談が加害者にバレてしまうとDV行為がエスカレートしてしまう事が容易に想像できますので、相談をされる際には上記項目に気を付け相談に臨んでください。

 

DV思考は簡単には抜けません

相談窓口や各種機関に相談をして、無事に解決できたからもう大丈夫と思っている方は注意してください、DVの再犯率は非常に高いのです。

 

反省したから大丈夫、更生施設で更生したから大丈夫と安心しないでください。

 

DV加害者心理という物はあなたの想像している以上に根深い物となっているのです。

 

DV加害者には自分がDVをしている自覚がなく、自分こそが被害者という被害者意識を持っていることが挙げられます。

 

俺にはパートナーに世話をしてもらう権利があるし、最優先にしてもらう権利がある、という意識があります。

 

しかし、その特権は自分だけのもので、相手の権利は無い物と考えています。

 

DV加害者の心理は

  • 自分の言っていることは正しい→自分の言う通りにしない相手が間違っている→自分が怒って当然→悪いのは被害者→相手が自分を怒らせたから暴力が出てしまった。

 

しかし、何が正しいのかを決めるのは加害者であり、加害者の気分次第で何が正しいのかは変化します。

 

そのため、被害者は翻弄されて加害者の顔色を伺う様になってしまうのです。

 

また、加害者にはパートナーは自分と一心同体であり、自分のものである。

 

愛してくれているのであれば、自分の思う通りにしてくれるといったゆがんだ思い込みがあります。

 

 

DV相談を別れさせ屋にするという選択肢も有ります。

 

近年コロナの影響か夫のDVをなんとかして欲しい、もしくはDVをする夫と別れたいと言う女性からの相談が相次いでおります。

 

相談者の多くは他機関の相談窓口に相談したところ実害が無いので解決もしくは保護をして貰えなかった、中でも精神的暴力をされているので助けてくださいと言うケースは前もって証拠等を揃えていないと対応が遅くなってしまう事が多いそうです。

 

何度も言いますが、DV被害者をDVから救うには初動の速さが重要です。

 

加害者は被害者が何か怪しい行動をしているなと感じれば対策を講じることも考えられますし、時間を掛けるという事は被害者に取ってリスクになります。

 

その点、別れさせ屋にDV被害の相談をする事になれば最短即日から稼働が可能なので、保護、調査等も直ぐに行う事が出来ます。

 

またDV加害者に再犯させない為に加害者心理誘導を行う事も工作内容に含まれておりますし、依頼完了後のアフターケアまで対応しております。

 

ある意味で被害者に最も寄り添った形でDV問題を解決できるのは別れさせ屋です。

 

もしもあなたがDV被害にお困りで直ぐに対応して欲しい、もう耐えられないと感じているならばDVに関する無料相談も承っておりますので直ぐにお電話ください。