問題の原因を他人に作り出す人の特徴。
パートナーが問題の原因や責任を他人に転嫁する所謂「外因型の責任転嫁」で困ってしまった事は有りませんか?
些細な事を人の所為にする程度ではまだ許せるかもしれませんし、ストレスが溜まる程度で済むかもしれませんが、それが積み重なって大きなストレスになってしまう事や、重大な問題を自分の所為にされてしまったりした経験って有りませんか?
事実、「外因型の責任転嫁」で離婚の原因や別れの原因、事実無根な事等を知人や友人や家族にまで吹聴され人間関係が壊れてしまった相談者さんは数多く居られます。
こういった「外因型の責任転嫁」の被害から逃れるためにはどうしたら良いのか?を今回の記事では説明していこうと思います。
先ず第一に自分のパートナーが「外因型のパートナー」で在るかどうか皆さんは解りますか?
付き合って日が浅かったり、会う回数が少なかったりすると意外とそのパートナーの本質って解らなかったりします。
何年も付き合ってから自分のパートナーが「極度の外因型」で在る事に気が付いたり、土壇場になってから「自分のパートナーが外因型である」という事に気が付いても手遅れになってしまいますよね。
そうならない為に外因型の特徴を知り、事前に問題を回避する事が大事になってきます。
外因型の特徴には以下の様な物が有ります。
外因型の特徴
- プライドが高く自分の失敗を認めない
- 気が小さく自己主張が苦手
- 自分の力で問題を解決しようとしない
- 自己防衛本能が強く、無意識に人の所為にしてしまう。
- 自分がミスするとは思っていない。
外因型の方には以上のような特徴が見られます。
責任転嫁という行為は心理的に弱い方程多く見受けられる行為で有ると言えます。
責任転嫁を行った理由で最も多いのが
「自分の失敗を認められずに他人の所為にする事で自分が楽になる事を選んだ結果、人の所為にしてしまった」
責任転嫁してしまった本人も自分の間違いだとは気が付いているけれど、自分のプライドがミスだとはどうしても認められず結果「他人の所為」にしてしまうんですね。
こういった方に多い特徴が「自己承認欲求」が高い事です。
自己承認欲求にもタイプがあるのですが、ここで言う自己承認欲求とは、「上位承認欲求」の事になります。
上位承認欲求とは
自分が他人よりも優位な関係で認められたいという欲求。こうした欲求を抱える人間は、ナルシストの傾向が強かったり、他者に対して猜疑心や被害妄想を抱えているケースが多い。つまり、他人が信用ならないからそれを支配する存在として振る舞いたい、あるいは自己を過大に評価した帰結として、自分が他人より優れているのは当然であると考えなければ、上位の存在として認められたいとは思わないという心理であると考えられる。
自分が他人より優位な関係で有ると認めさせたいが為に自分のミスを認めずに、相手のミスにする事で優位性を築きたいんですね。
また自分を過大評価しているので、些細なミスを「自分がこんなミスをするのはおかしい」として、原因を自分に関わった他人に転嫁するのです。
またこの上位承認欲求が高い方に多く見受けられる特徴が「気が弱い」ことです。
気が弱く自己主張が苦手なタイプの方は叱られたり、注意することを恐れて他人に責任転嫁してしまう事が多いです。
所謂「内弁慶」タイプにもこの特徴は見受けられます。
外因型の人間への対処法
やりすぎかも?と思うかもしれませんが常日頃から相手に言い逃れをさせない為に「証拠」を取っておきましょう!
証拠があれば責任転嫁された時には回避ができます。
しかし夫婦間やパートナー間でこれをやってしまうとお互いにストレスとなってしまうので、責任転嫁が酷い時に行う程度に留めておきましょう。
また仮に責任転嫁されてしまった時にはハッキリと自分のミスでは無いと言える事も大事です。
責任転嫁を受け入れてしまうと自分の責任と勘違いされてしまいます。
間違っている場合は「違う」とはっきり述べることが大切です。
責任転嫁する人は甘えの心理があるので、その甘えはここでは通用しないということを理解してもらう必要があるのです。
一度責任転嫁を受け入れてしまうと、相手は「この人になら責任転嫁をしても大丈夫」という考えを持たせてしまう事になり、次に同じような事が有った時にまた責任転嫁をされてしまいます。
そうならない為にも責任転嫁をされてしまった場合にはハッキリと自分が原因ではない事を相手や周囲に伝えましょう。
責任転嫁をする方はその行動を取ってしまう原因があり、そこにその人の性格や隠された心理が関係してきます。
それでも責任転嫁される側にとっては大変不快なもので有り、人間関係に問題が生じてしまいますよね。
自分の周りに思い当たる方がいる時は対処法を実践してみる事をお勧めします。
また自分自身に責任転嫁の癖がある方も上記したような特徴を一つ一つ直していく事が克服へ向けて大切となります。
パートナーが「外因型」の人間だけど、どうしても好きで諦めきれない別れたくないという方は一度お電話で相談ください。
本人に自覚と直したいという心があれば十分に改善は可能です。
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